チュニジアの夜テーマ部分を解説します。アルトサックス向け。
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月間1万人が訪れるJazz Saxブログを運営してます。弟の影響でジャズの世界に飛び込み、SAXプレイヤー尾崎一宏氏に3年間師事。好きなジャズサックス奏者は寺久保エレナ、川嶋哲郎。
チュニジアの夜はジャズで有名な曲ですが、実は伴奏がラテンになってます。
独特なラテン音楽がバックに入ってる為、最初は慣れないですね。
あと伴奏抜きにしてもリズムを合わせるのが難しかったり…。
その辺も含めて解説していきます。
チュニジアの夜を正確にカッコよく吹く方法
①まず出だしの8部音符ファについて、ここは要注意です。
手前の8部休符をすっ飛ばして吹いてしまいがちなので、
ウン・ウ・ファとしっかり拍を数えるようにしましょう。
あと3連符の上に、イーブンで吹くよう指示されています。くれぐれもスウィングしないように。
ソーレではなくソレです。
②ララの部分にベンドアップの記号が付いてます。
裏拍ラをベンドアップすることで、めちゃくちゃカッコいい響きになりますね。
ラ・ゥア〜的な感じで、下顎をしゃくり上げるように吹きましょう。
ベンドアップは深く掛けるのがコツです。
③上の表示を見て分かる通り、リズムがイーブン→スウィングに変わります。
つまり、タータ・タウウウ・ター・タータてな感じで吹きます。
ドとシは強調しましょう。
④8部音符の見せどころです。
ファーソファーミのソとミにしっかり重点を置いて跳ねないようにしましょう。
チュニジアの夜は全体的に粘る(粘着する)ように吹くと良いですね。
⑤ラソミファと降りてくところは、ミ・ファを弱めにします。
その後のファ#ーを大きめに吹くのがコツです。
⑥ララの部分はベンドアップするのがオススメです。
ラ・ゥア〜と深くしゃくりあげます。(ゥア〜はタンギングしない)
まとめ
チュニジアの夜はリズムが頻繁に変わります。
テーマはスウィングとイーブンを行き来してますね。
あとは出だしのリズムがズレがちなので、1伯目をメトロノームで鳴らして練習すると良いです。
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