サックスが上達する方法。確実に上手くなるには?
サックスを上達させるにはどうすれば良いか。
答えはシンプルで、練習量を増やして毎日継続すること。
そうすれば誰でも確実に上手くなります。
ただ問題はどうやって練習するかですよね。
今回はサックス上達に欠かせない要素を6つ紹介します。
この6つを知ると自分のやるべきことが明確になり、グングン上達しますよ!
サックス上達に絶対必要な6つの要素
①音色
サックスが上手い人は、簡単な楽譜でも魅力的に吹きます。
それはなぜか。
音色そのものが優れてるからです。
別に難しい曲じゃなくても、音自体に説得力があれば上手く聴こえますね。
たとえば以下なんかそう。
これはニューヨークのジャズサックス奏者 寺久保エレナが作曲した「ジューシー・ルーシー」という曲です。
ジューシールーシーの楽譜自体はスローテンポで簡単な方ですが、初心者っぽさを全く感じさせないですね。
音を伸ばしただけでも物凄い迫力。
ではどうすればこのレベル(芯が強い音)に辿り着けるかって話ですが、ロングトーンすることで鍛えられます。
倍音成分を意識しながらロングトーンすると効果的です。
②音程
サックスが上手な人、下手な人の違いは音程にあります。
もしあなたが素人の前で演奏する場合、音程がズレていても気付かれないでしょう。
しかしプロの人、音感のある人の前だと一発でバレます。
「この人音程ズレてるな。下手だな」と思われてしまいますね。
だからこそ音程は大事です。
サックスは高音が高くなりがちなので、随時メトロノームでチェックすることをオススメします。
③リズム
サックスのリズムは上手い、下手にかなり響きます。
少しでもリズムがズレてると、「初心者」「下手」という印象を与えてしまいますね。
先ほどの音程と違って、誤魔化しづらいです。
逆にリズムが完璧なら、それだけで上手に見えます。
遅いテンポから正確にマスターしてくこと、音符を間違えないこと。
この2つが何より重要です。
④アーティキュレーション
ただ楽譜を棒吹きするだけでは上手に聴こえません。
そこでアーティキュレーションが必要になってきます。
アーティキュレーションとは音の形を変えたり揺らしたり、強弱を付けることです。
そうやって変化させることで、「この人上手い!」と思わせることが出来ます。
詳しくは以下記事を参考にしてください。
⑤メンタル
実はサックスって人間の心理が出やすいんですよね。
もしあなたが「自信ない」と思って演奏すると、自信のなさがそのまま音に出ます。
自信満々であれば、力強い音が発揮されます。
このようにサックスは自分の気持ちがダイレクトに伝わる楽器。
あなたがサックスを通してどんな感情を伝えたいのか、明確にしといたほうが良いです。
サックスプレイヤーで意識高い人だと、レはこんな気持ち、ミはこんな気持ちで吹くといちいち決めてます。
逆に無感情だと、誰も感動させることは出来ません。
⑥完コピ
「サックスが上手になりたければ上手い人の演奏を真似しよう」という話はよく聞きます。
しかしあまりに早いテンポの曲だと真似しづらいし、参考になりません。
そこでオススメなのが遅いテンポの曲を何度も聴くこと。
スローテンポなら1つ1つの音を細かく観察することができ、自分の演奏にも生かしやすいです。
記事中に紹介したジューシールーシー(寺久保エレナ)なんかは良い例ですね。
結論:音楽教室に通うのが上達の近道
サックスが上手くなりたいなら、プロの人から習った方がいいです。
一人だとどうしても限界があります。
たとえばアーティキュレーションに関しては、直接見て貰わないと分からない事だらけですからね。
どこをどうやって吹くとか、どこタンギングするとか、参考書には細かく載ってない訳です。そもそもリズムがズレてる事にすら、気づかなかったりします。
とは言っても普段忙しくて音楽教室に通う暇がない…。
そんなあなたにオススメなのが単発でレッスンを受けること。
月1でも2ヶ月に1回でも、必要な時だけ習えばOKです。
椿音楽教室は単発レッスンが可能。講師陣も実績ある方々で安心出来ます。
月2回定期的に通いたい人はEYS音楽教室がオススメです。
なんとEYSに入会すると、サックスを無料で貰えます(笑)
えっそんな事あるの?!詳しくは以下記事にて。