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サックスの低音が出にくい原因と解決方法を徹底解説!

タカミチ
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タカミチ
サックス・ジャズに関するブログを運営してます。小学4年からサックスを習い続ける弟の影響でジャズの世界へ飛び込む。現在はテナーをやる前提でアルトサックスに取り組み中。好きなプレイヤーはスタン・ゲッツ。
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あなたはこんな悩みを抱えていませんか。

  • 低音域のド〜シbが出ない(高音域に裏返ってしまう)
  • 低音が震える(揺れてしまう)
  • 低音の立ち上がりが遅い

今日は、サックスの低音が出にくい原因と改善策をご紹介します。

この記事を読めば、簡単に最低音の『シb』まで出せる方法が分かります。

 

そもそも低音が出にくいのはなぜ?

サックスは低音域のド#/レbからラ#/シbまでが出しづらいです。

その理由は、サックスの音が鳴る構造を知れば分かります。

サックスは、マウスピース→ベルに進むにつれ、管が段々太くなる形をしています。

サックスの説明図

そして、マウスピースに息を入れると、キーが開いてる箇所から音が出る構造になってます。

実際に真ん中のドから半音ずつ下げてみると、一つずつキーが締まってくのが分かるでしょう。

つまりこれは、締まれば締まるほど、より多くの息を必要とする事を意味するんです。

中音域(シやド付近)はマウスピース側に近い部分で音が鳴ってるため、短い管の長さで簡単に音が出ちゃうんですよね。

一方の低音ド#〜シbは、マウスピースから下まで全てのキーが締まってる状態。

ベルの先まで息を届けなければならず、音を出す難易度が高くなります。

特にU字部分は強い空気抵抗を持っており、それに負けない息を入れなければ、力強い音が出ません。

 

低音の練習方法

実は低音を攻略する方法があります。

これから、効果抜群な『低音の練習法』を2つご紹介します。

 

1.音程を徐々に下げてく練習法

いきなり低音を出すのが難しいという人は、出しやすい音から順に音程を下げてくのがオススメです。

この練習を繰り返せば、簡単に低音の鳴る感覚が掴めます。

練習例

低音のミまでは問題なく吹けるけど、その下のレ#から先が出にくいという人は、以下の順に音を下げてみましょう。

①ミ→レ#
②ミ→レ#→レ
③ミ→レ#→レ→ド#
④ミ→レ#→レ→ド#→ド
⑤ミ→レ#→レ→ド#→ド→シ
⑥ミ→レ#→レ→ド#→ド→シ→シb

①を問題なく吹けたら②という順番で、一つずつスラーで繋げます。

上記は半音階ですが、全音ずつ下げてもOK。

アンブシュアと舌の位置は変えずに、指だけを下に降ろすイメージで吹いてください。

この時のポイントとして、低音が出た際の息の量、スピードを覚えておきます。

その覚えた感覚のまま、今度は一発で低音が出せるか試してみましょう。

 

2.息を0から増やし、音の境界線を掴む練習方法

少しずつマウスピースに入れる息を増やし、目的の音が鳴ったタイミングでキープする練習方法です。

ここでは息を出し過ぎたり、逆に息が足りずに音が鳴らない失敗を防ぎ、最低限のエネルギーで効率よく音を出す感覚を身に付けます。

出したい音に対して、どれくらい息の量・スピードが必要なのか把握しましょう。

練習例

試しに低音のシで練習してみます。

まずはマウスピースに息を吹き込み、0から徐々に息の量を増やします。(同時にスピードもUP)

そして、シの音が鳴った境界線でそのままキープしてください。

この時の音量はp(ピアニッシモ)になってるのが正です。

境界線より大きい音にならないようにしましょう。

 

低音を出すコツは?

続いては、うまく低音を出すコツをご紹介します。

 

3.全てのキーを正確に押さえる

低音は多くのキーを押さえるため、以下のミスが起きやすいです。

  • 全てのキーがしっかり締まっていない
  • サイドキーに触れ、蓋が開いてしまう
  • テーブルキーが適切な箇所に押されていない

今一度、運指を確認し、キーが適切に押されてるか、無駄に開いてないか確認しましょう。

ちなみに、テーブルキーの小指はコントロールしづらいですが、力づくで押すのはNG。

テーブルキーの上に小指を置いて、そのまま腕をすとんっと落とせば、過度な力が必要なくなります。

手首・腕・手の平に力を分散し、指だけに頼りすぎないのが楽な押さえ方です。

人によって手の大きさが異なるので、あとは自分が無理なく押せる場所を見つけることも重要ですよ。

 

4.いきなり息を入れない

低音は以下の順番で出すのが理想的。

  1. お腹を膨らました状態で腹筋に力が入る
  2. アンブシュアを作る
  3. マウスピースに息を入れる

いきなり3から始めると、未完成なアンブシュアのまま喉の力だけで息を吐いてしまい、理想の低音が出せなくなります。

低音は大きな息を必要とするため、あらかじめ体の状態を準備しておきましょう。

お腹→アンブシュア→マウスピースに息

上記3ステップを素早く、正確に出来るよう練習してください。

 

5.息のスピードを速める

前半で説明した通り、サックスというのはベルの先で低音が鳴ります。

管が長いため、素早いスピードで息を入れてあげないと、初っ端から低音が出ません。

ただし、勢いよく息を入れすぎて『破裂音』になるのはNG。

音量が上がらないよう気をつけながら、素早いスピードで大量の息を送りましょう。

 

6.低い声を出すイメージで喉を開く

よくネットなんかで、低音は『お』の形をイメージして吹くとか、暖かい息を入れるという説明がされてます。

これらは全て喉を開くために言われてることで、喉さえ開けばイメージは何でも良いわけです。

他にも地声を出す、ピンポン球が口の中に入ったイメージなど色々あります。笑

ちなみに筆者は舌の奥(舌根)を引っ込めて、顎を下げるやり方で喉を開いてますね。

この中で自分に合いそうなのをチョイスしてみてください。

 

7.薄いリードを使う

基本的に薄いリードの方が、低音が出やすくなります。

3.5で出にくい人は3を、3で出にくい人は1/2を使うのがオススメです。

サックス初心者は1/2がベスト。

ただし薄いリードは豊かな音色が出にくいため、慣れてきたら3を試すと良いでしょう。

リード選びは以下記事をご参考に。

 

8.下向きに音を入れる

低音は下向きに息を入れると、音が出やすいです。

理由は冒頭で説明した通り、低音の出る箇所が真下(ベルの部分)だから。

まっすぐベルの先まで息を飛ばすイメージで、低音を出してみてください。

ちなみにオクターブが出る箇所は上なので、高音は上向きに息を入れます。

 

9.アンブシュアを締め過ぎない

低音が出ないと悩んでる人ほど、アンブシュアをキツく締め過ぎな傾向にあります。

リードの振動が大きいほど低音が出るため、アンブシュアはなるべく緩く締めましょう。

ただし、緩すぎて息漏れするのはNG。

左右のアンブシュアはしっかり締めて、下唇のリードに当たる部分をやや弱めにするのが効果的ですよ。

アンブシュアのやり方は以下記事が参考になります。

 

楽器の調整が原因なら修理してもらおう

低音は一度に多くのキーを押さえる事から、楽器が故障した際に影響が出やすいです。

1つでもタンポに隙間があると、音が出にくく鳴ります。

本記事で説明した練習法を実践しても低音が出ないという方は、楽器を疑ってみましょう。

他の正常なサックスを吹いたり、上級者に怪しい楽器を吹いてもらえは、原因の切り分けが可能。

周りに上級者がいない場合、楽器屋さんに診てもらうことをオススメします。(修理代は5000円前後)

修理・調整については『サックスの調整ってどうやるの?気になる料金・依頼方法を解説』を参考にしてください。

 

まとめ

最後に低音を出す方法をまとめます。

  1. 出しやすい音からスラーで降りていく
  2. 最低限、音を出すのに必要な息の量・スピードを掴む
  3. キーの押し方が合ってるか見直す
  4. お腹→アンブシュア→マウスピースの順で出す
  5. 低音になる程、ベルの先に届ける
  6. 喉が開くのを自分がやりやすいイメージでやってみる
  7. 初心者は1/2リードがベスト
  8. 下向きに音を飛ばす
  9. アンブシュアの締めすぎに注意

上記のポイントを掴めば必ず音が出るはずです。

続いては以下記事がオススメ。

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