サックスが向いてる人とは?向き不向きについて話します。
この記事にたどり着いたあなたは、自分がサックスプレイヤー向きかどうか知りたい。
そう思ってる事でしょう。
しかし僕は向いてる、向いてないという言葉に非常に違和感を感じます。
なぜならサックスは楽しむ為にやるものだからです。
そもそも趣味って自分の好きなこと、やってて心地よいことを指しますよね。
別に才能があろうとなかろうと、楽しければ良いわけです。
そう考えると、向いてる向いてないとかどうでも良くないですか?
まずはサックスを始めてみる。
その結果、楽しければ続けて、つまらなければ辞めれば良いだけだと思います。
と言いつつもサックスは高いので、
お金に余裕のない方は、数万円の楽器から始めてみるのがオススメです。
僕は最初4万の中古楽器を弟から借りて、しばらくしてからヤマハ(29万)に切り替えました。
サックスの値段ってそう簡単に落ちないので、いざという時はメルカリで高く売れます。
サックスをやる本当の目的は楽しむこと
よく「サックスをバリバリカッコ良く吹きたい」と言う方がいます。
ではなぜカッコ良く吹きたいのか。
そうすることで心地よい(楽しい)気分になれるからです。
ということは楽しい気分で練習さえ出来れば、既に夢が叶ってるということになります。
別にカッコ良く吹けなくても、楽しむという真の目的を達成できれば良いわけです。
なので自分はサックスが上手く吹けるだろうか…と不安になる必要はありません。
吹奏楽の合唱でもない限り、誰もあなたを怒る人はいないでしょう。
向いてるとか才能とか余計なことを考えず、自分の好きなようにやればいいんです。
楽しむ=才能である
サックスを楽しみながら練習してる時の僕は、音自体に非常に説得力があり、楽譜もスラスラ読めてました。
その時のサックス講師には「今日すごい音いいね。リード買えた?」と言われましたが、何も変えてないです。
脳科学でも証明されてる通り、人間は楽しんでる時ほど脳が活性化されます。
逆に鬱々とした気分の時は、脳が鈍くなっています。
事実、サックスのモチベーションが下がってる時は、音に全然迫力がなかったり、本来読めるはずの楽譜が追いつかなくなってました。
憂鬱な状態の時に限って息切れしやすかったですし、当然やる気がないので練習量も減りました。
つまり何が言いたいかと言うと、サックスを楽しむって才能なんです。
やる気(情熱)さえあれば、練習量が増えパフォーマンスも良くなり、結果的にサックスが上達します。
元々の能力よりもメンタル的な部分のほうがめちゃくちゃ重要です。
もちろんテンポ250クラスの難解な曲となると、才能は必要でしょう。超人的なサックスプレイヤーになり切るのは難しいと思います。
しかしそこまで吹ける必要ありますかって話です。
そこそこカッコいいジャズを吹く位なら、練習すれば誰でも出来ます。
練習方法がめちゃくちゃ大事!
これまでサックスを楽しむ重要性について力説してきましたが、
難しい参考書を読んで「つまらない。辞めよう」となるのは避けたいところ。
書店の楽器コーナーには分かりにくい教則本で溢れてるので、その辺注意したほうがいいです。
まずは初歩の初歩から。なるべく分かりやすい教則本を使うことが重要になります。
参考書選びで悩んでる方は以下記事を参考にしてください。
あとサックスを一人で続けると挫折しやすいので、音楽教室に通うことをオススメします。
まずは2ヶ月くらい通って、つまらないと思えば辞めるべきでしょう。
数あるサックス教室の中で特に評判が良いのはEYSと椿。
詳細は以下記事で解説してます。
最後に
サックスはメインで取り上げられる事の多い楽器だから、目立ちたがり屋が向いてると言う人がいます。
確かにそれは一理あるでしょう。
特にジャズでは主役になる事が多いですからね。
ただ中にはセッションに出演することなく、一人で趣味として楽しむ方もいますね。僕の弟がそんな感じでした。
つまり楽しみ方は人それぞれということです。