eサックス(アルト用)の防音効果は?悪い評判を検証してみた

どうも、アルトサックス奏者のタカミチです。
今回は自宅でサックスを練習したい方向けに、e saxの消音効果・口コミについてお話します。
ちなみにamazonのレビューは賛否両論でした。
「消音効果あって大満足」という声や「あまり消音さてない」という声もあり、
結局どっちなんだ!って思いますよね。
僕はe sax(アルト用)を購入して良かったと思いますが、買って後悔するケースも解説していきます。
本記事の目次
e sax(アルト用)の防音効果は?
まず一番気になるのが防音効果ではないでしょうか。
とある使用者が「テレビの大音量くらい」と言ってましたが、僕の体感では6〜7割消音された感じです。
2階にあるクローゼットで吹いたところ、隣の部屋からわずかに聞こえて、1階までは聞こえませんでした。※録音で検証済み
結論、家族に聞こえる事はあるけど、近所迷惑にはならないですね。
ただし木造アパート・寮は壁が薄いので、クレームが来るリスクがあります。
マンション・一軒家であればまず問題ないです。
e saxの悪い評判(デメリット)に対する解決策
e saxに関する悪い評判が書かれてますが、そのほとんどは簡単に解決できるレベルです。
僕も初めてe saxを使用した際は「使いづらい」と思いました。ですが今では問題なく使いこなせてます。
ではデメリット&解決策を6つ見ていきましょう。
1. サイドキーが動かしづらい
手が大きい人ほどサイドキー(上下)を動かしづらいです。
慣れると動かすコツが分かってきますが、
ネックを固定する支持台(付属品)を外すのが一番手っ取り早いです。※以下写真の矢印これでケース内のサックスを動かせるようになり、サイドキーが押しやすくなります。
支持台を外す方法は僕が思い付きましたが、今のところ不具合はありません。
ベルを支えるボトムパッド(写真の丸部分)さえ付いてれば問題ないですね。
2. ケースが重くて疲れる
「e sax本体が重くて長時間吹いた時に首が疲れる」という声がありました。
これに関してですが、ストラップ(首かけ)を使用しないのが一番です。
僕は分厚い布団を折りたたんで重ね、その上にe saxを置いて練習しています。(以下写真)
こうすることで、音の振動が抑えられ防音対策にもなりますよ。
ちなみに他の人は毛布ではなくクッションや台を使ってましたね。
3. 思ったよりミュート(消音)されない
e saxは間違いなく防音効果がありますが、アパートに住んでる人は要注意です。
なるべく壁から離れた場所で吹くなど、近隣への配慮が必要ですね。
布団やクローゼットの中で吹けば、さらに音を抑えられます。
これでもダメなら諦めるしかありません。
4. 低音が出にくい
サックスの最低音(シb)が出にくいです。
運よく出ることもありますが、基本はガタガタと変な音がします。
シbに関しては解決策がないので、カラオケボックスで練習するしかないでしょう。
ただし高音やその他の音が出ないのは単なる実力不足。
ユーチューブのレビュー動画見れば分かりますが、上手い人は皆、しっかり音が出ています。
5. 悪い癖が付くのではないか
e saxで練習し続けると変な癖が付くと心配する人がいますね。
これに関しては100%否定できません。
普段はe saxで練習し、たまにカラオケで練習するのがベストです。
特にチューニング(音程)・指使いは、e sax以外でも確認した方が良いと思います。
6. 手が蒸れる
「ケース内に手を入れっぱなしだと蒸れるんじゃないか」と不安視する人がいます。
僕の場合、夏以外は特に気になりません。
定期的に手を出し入れすれば蒸れないはずです。
アマゾンか楽天でeサックスを買うとお得
eサックスは新品で43,500〜45,000円くらいです。
多少高い気もしますが、防音ルームに比べたら全然安いですね。
一つ注意点として、全く同じ商品でも通販によって値段が異なります。
楽天もしくはアマゾンで購入した方が1,000円ほどお得です。
【結論】一軒家・マンション住みの人にはおすすめ
冒頭でも言った通り、eサックスを購入して本当によかったと思います。
やはり自宅で練習できるのが一番大きいです。
冷静に考えて欲しいんですが、練習のたびに毎回カラオケに行くのは大変だと思いませんか。
会社帰りに通うとなると深夜料金が高く、1年単位で見るとバカにならない金額です。
あとカラオケでしか吹けないとなると、練習量が少な過ぎますね。
僕は自宅でeサックスを使うようになってから、練習時間が劇的に増えました。
記事内で説明したデメリットはあるものの、吹きたい時にいつでも吹けるのが最高です。