サックスの練習を自宅でする方法。窓全部閉めるだけでは不十分です
ネットで「サックス練習 自宅」と検索すると、色々な防音対策の情報が出てきます。
具体的にはこんな情報。
- ドアと窓を全部閉める
- フォルテ(高音)は避ける
- エボナイトのマウスピースで練習
- 隣室から遠い位置で練習
- 毛布をかぶる
ハッキリ言って、これらの対策はあまり意味がありません。
サックスの音はかなり大きく、窓閉めるとかマウスピース変えるレベルでは話にならないです。
過去に一軒家でサックスを吹いたとき、「ものすごく響いてるよ」と叱られた事があります。
本人は無自覚でも、家族や住民からすると結構うるさいんです。
じゃあ自宅での練習は無理なのか?
いいえ。今から話す2つのいずれかを実践してみましょう。
自宅でサックスを練習する方法2つ
1:小さい音だけ練習する
多くの人はサックスを練習するとき、大きい音を出したがります。
しかし大きい音を出すのは案外簡単で、やたらめったら豪快に吹いてもあまり上達しません。
そこであえて小さい音だけ練習するようにします。
かなり小さな音をロングトーンすると、複式呼吸が鍛えられますし、表現力も豊かになります。
またサブトーン(空気と音が入り混じった)を出すのも良いでしょう。
このように自宅では小さい音だけにフォーカス。カラオケボックスでは思いっきり吹く、そんな感じの練習方法がおすすめです。
2:eサックスに頼る
大きい音も出したい。そんな人は防音器具を買うしかないです。
僕はeサックスという防音器具を使って、よく自宅で練習してました。詳細は以下記事をご覧ください。
該当記事:eサックス(消音器)の評判は?防音効果を検証してみた
僕の体感上、eサックスを付けると7~8割消音してくれます。
1~2時間豪快に吹いても全然平気でした。
窓閉めるとか毛布かぶるとかと違って、大幅に防音されてる状態なので、確かな効果を実感します。
僕はこれまで様々な防音グッズを見てきましたが、コスパ・サイズ・効果などトータル的に見るとeサックスが一番です。
一番防音効果があって快適なのは防音室ですが、金銭的にもスペース的にも現実的ではありません。
また夏の防音室はクーラーないと地獄ですし、クーラーつけても配管から音が漏れてたなんてケースも聞きます。
なので結局はeサックスがベストです。アマゾンにて販売中↓
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値段が高い?
eサックスは少々お値段しますが、自宅で毎日練習できる(スタジオ代節約)を考えると、2~3年でペイ出来るでしょう。
またeサックスは後々高く売れます。
この前、数年使ったボロボロのeサックス(金具壊れてる)を中古屋に出したら、2000円で買い取ってくれました。中はカビが生えてるも関わらず、この値段です。
状態が良いうちにメルカリへ出品すれば、もっと高値(2万とか)で売れます。
まとめ
あまり効果のない防音対策を10個実践して労力かけるより、思いきっいてeサックス買う。
そのほうがよほど楽だし、効果的だと思いませんか。
eサックスも完璧ではなく一部使いづらい部分もありますが、それでも自宅で練習出来るのはかなり大きいです。
防音の仕方が分かったあとは、練習方法を学ぶべし。独学でサックスをマスターする方法はこちら。