アルトサックスのおすすめ教則本1〜7位!ジャズを学びたい方必見
どうも!JAZZサックスプレイヤーのタカミチです。
僕はこれまで、7冊の教則本(アルトサックス)を試してきました。
その中で一番良かったものをランキング形式で発表します。
たまに辛口意見になってしまうのはご了承ください。
本記事の目次
【辛口レビュー】アルトサックスの教則本1〜7位
7位、チャーリー・パーカー オムニブック
オムニブックとはチャーリー・パーカーの音源を楽譜にしてまとめたものです。
全部で70曲ほど入ってます。
しかしどの楽譜も難易度高いですね。載ってるのは楽譜のみで、一切解説がありません。
あとオムニブックはチャーリー・パーカーオタクじゃないと続かないです。
70曲の中にはマニアックなモノも多いので、全てやり切るのは不可能だと思います。僕の知り合いのジャズサックス奏者も途中で挫折してました。
またチャーリー・パーカーは1940年代に活躍した人で、音質が悪いです。
たとえ音質を良くしても、トランペットと同時に吹いてる曲(DONNA LEE)なんかは、単一の音を聴き分けるのに苦労します。
6位、ザ・サックス・グレイテスト・ヒッツ
ザ・サックス・グレイテスト・ヒッツには、ジャズのスタンダード曲とその解説がまとめられてます。
解説は若干難しく、ジャズ初心者には少しハードルが高いかなと。
音源は機械音みたいで正直ガッカリです。
人間というよりはロボットが吹いてるようで、あまり真似する気になれません。
DTMでも使って作成したのかな…。
5位、一生使えるサックス基礎トレ本
この教則本はかなり濃密な印象を受けました。
ロングトーンやアンブシュア、コード・アルペジオなど、様々な要素について解説されてます。
ただし中身が濃すぎて、難しく感じるかもしれません。
最初簡単だったのが、急に難しくなって嫌になることはあります。
あと本1冊で全てを解説しようとしてるので、どうしても説明自体が省略されがちです。
4位、アルトサックスの調べ
有名なポップスやジャズの曲(解説付き)が収録されてます。
楽譜は初級〜上級まで幅広く、解説も分かりやすいです。
ただしこの本の著者(演奏者)が独特な吹き方をするので、完コピには向かないと思います。
3位、DVDで今日から吹けるアルトサックス
内容が初心者向けなので、サックス始めたての人におすすめです。
ジャズのみならずポップスにも対応しています。
アドリブも少しだけ解説されてました。
2位、ジャズ・コンセプション
ジャズ・コンセプションは随分昔の教則本ですが、いまだに使ってる人が多いです。
有名なジャズスタンダード曲のアドリブ(楽譜)とその解説が載ってます。
解説自体は正直難しいです。
楽譜に関してはジャズっぽくてかっこいいので、解説無視して練習する分には良いと思います。
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1位、吉野ミユキのアルトサックス講座
女性JAZZサックス奏者 吉野ミユキが作ったアルトサックス教材です。
この教材は本屋に売ってなくて、ネット販売のみ。
内容はとても分かりやすく、今まで試したどの教材よりもクオリティが高かったです。
教材なのにまるでレッスンを受けてるような感覚になります。
講座の後半ではジャズのアドリブについて解説されていて、「本来難しいはずのアドリブをこんなにも分かりやすく説明してるのか…!」と驚きました。
吉野ミユキ アルトサックス講座の詳細はこちら↓
以下記事でも詳しくレビューしてます。
まとめ
本屋に行くと沢山教則本が売られてますが、安い価格帯は内容もそれなりです。
やはり1冊だけで説明し切るのには限界がありますね。
なので少々値段は高いですが、1位の講座をオススメします。
吉野さんのサックス講座は平たい説明で分かりやすく挫折しにくいので、特にジャズ初心者の方には合ってます。
⚠︎独学でサックスを始める際にいくつか注意点あり。合わせて以下記事もご覧ください。