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アルトサックスでジャズを表現する方法。8部音符が重要な件。

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アルトサックスと教科書
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月間1万人が訪れるJazz Saxブログを運営してます。弟の影響でジャズの世界に飛び込み、SAXプレイヤー尾崎一宏氏に3年間師事。好きなジャズサックス奏者は寺久保エレナ、川嶋哲郎。
詳しいプロフィールはこちら

歴史的アルトサックス奏者チャーリー・パーカーやフィル・ウッズに憧れてる方へ。

これから紹介する8つのポイントを抑えることで、ジャズっぽい響きが出せます。

「中々思うようにジャズが吹けない…」という方はぜひ参考にして下さい。

 

アルトサックスでジャズらしく吹く方法8ヶ条

➀表拍を伸ばす

ジャズは8部音符が連続で続くことが多いです。

8部音符の表拍を伸ばしてタータ・ウータ・タータ…というように吹くとジャズっぽく聴こえます。

ただし早いテンポだと表拍を伸ばす余裕がないので、自然にイーブン(均一)になります。

➁裏拍をタンギングする

8部音符を連続して吹く際、裏拍は基本タンギングします。

表拍もタンギングすることが多いです。

➂ハネない

ジャズでハネ過ぎるとカッコ悪く聴こえます。

ダー・デュー・ダーてな感じで、

裏拍(●)に重点を置いてハネ過ぎないようにしましょう。

フワフワするのではなく粘着させるよう吹くのがコツです。

➃イーブンはめいいっぱい伸ばす

ジャズの曲の中には表拍を伸ばさないケースもあります。

ダーダー・ダーダーのように、8部音符を均等に吹くのがイーブンですね。

イーブンをジャズっぽく吹くには、1音1音をめいいっぱい伸ばすこと。

表拍・裏拍共に長めに吹くのがコツです。

➄イーブンはタンギング多めに

タンギングを多めにするとイーブンがカッコよく聞こえます。

8部音符の連続はほぼタンギングで良いくらいです。

強弱よりも連続してタンギングすること、1つ1つの音をめいいっぱい伸ばすことを心がけて下さい。

➅アーティキュレーションを意識する

アーティキュレーションとは、音の形を変えたり強弱を付けたりすることです。

ただまっすぐ吹いてるだけではジャズっぽく聴こえないので、音を崩すということを意識してみましょう。

たとえばジャズの場合、3連音符を誤魔化して吹くことが多いです。

所々ちゃんと吹かずにボカしてます。

➆ビブラートを多用する

これはジャズに限らずの話ですが、ビブラートを強めに掛けると上手に聴こえます。

サックス上級者は短い音符(4部音符)にも掛けてますね。

ビブラートといっても様々なので、プロ奏者の演奏をよく聴いて真似することが重要です。

➇高音は強めに吹く

サックスでは高音になるほど音量が大きくなる傾向にあります。

たとえば以下の楽譜を見てください。

アルトサックスの楽譜

この中のドが一番強く吹く部分です。

ドよりシbのほうが大きくなってしまわないよう注意しましょう。

 

最後に

今回紹介した内容はあくまで傾向的な話です。

8部音符でウウタタ…みたいに、あえて裏拍をタンギングしないケースもあります。

あと文章を読むだけだと理解しきれないと思うので、なるべく演奏者の曲を聴くことが大事です。

あなたの憧れてるサックス奏者がどれくらい表拍を伸ばしてるのか、どの程度の強さでタンギングしてるか、注意深く聴くと良いでしょう。

加減に関しては聴いてみないと分からないですからね。

 

そもそもどれを聴けば良いのか分からんって方は、以下記事の1位がオススメです。

ジャズの教則本を探してる方は以下記事をどうぞ。

 

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