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スウィングジャズとは何か?定番の名曲と一緒に解説!

タカミチ
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スウィングジャズって何? 名曲と共に解説!
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タカミチ
サックス・ジャズに関するブログを運営してます。小学4年からサックスを習い続ける弟の影響でジャズの世界へ飛び込む。現在はテナーをやる前提でアルトサックスに取り組み中。好きなプレイヤーはスタン・ゲッツ。
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スウィングジャズは120年あるジャズの歴史の中でも、古い演奏スタイルに当たります。

しかし当時は大衆音楽として親しまれていて、世界中で有名なヒット曲を生み出してきました。

今回はスウィングジャズとは一体どんなものか、定番の名曲と共に解説します。

 

スウィング(スイング)ジャズとは?

スウィングジャズは1930〜40年代初めに大流行した、ジャズの演奏スタイルのうちの一つです。

主に白人を主体とした大人数編成でのビッグバンドを指します。

一般的なジャズは3〜5人ほどの編成ですが、スイングジャズの場合、10人以上の規模で演奏される事が多いですね。

後ほどアップする動画を見れば、大人数で演奏してるのが伝わるでしょう。

規模の大きい楽団だと、トロンボーン、サックスなど同じ楽器が複数並んでいます。

イメージとしては小さなオーケストラ集団みたいな感じです。

 

基本的には指揮者がいない

スウィングジャズ(ビッグバンド)は、吹奏楽やクラシックとは違い、指揮者を置きません。

リズムセクション(主にドラムス)が最初のカウントを入れ、コンサートマスター(取りまとめ役)が最後を締める形を取っています。

つまり合図があるのは最初と最後だけです。

この辺の流れは、後で紹介するベニー・グッドマン楽団のシング・シング・シングという曲を聴けば分かるでしょう。

 

スウィングしたリズムが印象的

スウィングジャズは体が揺れ動くような躍動感(スウィングのリズム)が印象的。

そのため、当時は『踊るための音楽(ダンスミュージック)』としても親しまれていました。

ジャズを渋い音楽だと思ってる人が多いですが、スイングジャズはテンションの上がる明るめな曲が大半ですね。

悲劇を叫ぶような曲はビッグバンドと相性が悪いです。

 

アドリブなしのスタイルが最大の特徴

現代のジャズといえば、演奏者が自由にアドリブ(ソロ)を披露するのが主流となっています。

同じ曲でも演奏者が100人入れば100通りの音楽になる。そんな面白さに魅力を感じてるジャズファンが多いですね。

ところが1930年代に生きた人たちは、以下の要件を満たした演奏を求めてました。

  • ライブでもレコードと同じ演奏
  • 甘く軽快でダンサブルな演奏
  • 大人数での調和

1930年代は世界大恐慌からアメリカの経済が立ち直った時期。スウィングジャズという音楽こそが、この時代にピッタリ、ハマったのです。

 

スウィングジャズの名曲4選

スウィング時代に誕生した名曲を4つ厳選しました。

スウィングジャズとは一体どんなものか、動画で聴いてみましょう。

 

ベニー・グッドマン楽団/「シング・シング・シング」

グッドマンはシカゴ生まれのクラリネット奏者。

1938年にカーネギーホールで最初のジャズコンサートを行ったのをきっかけに、スウィングの王様(キング・オブ・スウィング)と呼ばれるようになりました。

彼は黒人アーティストを積極的に、自らのバンドに雇った功績が高く評価されています。

上記はグッドマンの代表曲であり、世界的に有名な曲、「シング・シング・シング」です。

 

アーティ・ショウ/ビギン・ザ・ビギン

1910年生まれのアーティ・ショウは、スウィング時代にジャズ・クラリネット奏者として活躍。1930年代後半から40年代に掛けて、数々のヒット曲を生み出した人物です。

また、クラリネットの神様であるベニー・グッドマンとキングを争うほどの人気者でした。

ところが55年に突然、音楽業界から姿を消した事から、ファンの間では今も伝説的存在として語り継がれています。

ショウは「ビギン・ザ・ビギン」「ネイトメア」「フレネシ」「煙が目にしみる」などたくさん名曲を演奏してますが、今回はその中でも、「ビギン・ザ・ビギン」を聴いてみましょう。

 

グレンミラー楽団/茶色の花瓶

グレン・ミラーはベニー・グッドマンと同じく、スウィングの王様と称された演奏家です。

トロンボーン奏者だけでなく、楽団のバンドリーダー、作編曲家(作曲と編曲)としても活躍しました。

彼の楽団には、「ムーンライト・セレナーデ」「イン・ザ・ムード」など、日本でおなじみの曲が多数。

今回はその中でも、「茶色の小瓶」を紹介します。小学生時代に聴いた懐かしい曲かもしれません。

 

エラ・フィッツジェラルド/ア・ティスケット、ア・タスケット

スウィング時代にヴォーカリストを入れる楽団もありました。エラ・フィッツジェラルドはジャズヴォーカリストとして伝説的存在です。

彼女は1930年代、チック・ウエッブ楽団の専属ジャズシンガーとしても活躍しました。

その時に大ヒットした「ア・ティスケット、ア・タスケット」をお送ります。

 

スイング時代の終焉

1940年頃から、スウィングジャズは人気がなくなり、多くのビッグバンドは経営が厳しくなりました。

その原因は戦争により社会が疲弊してしまったためです。

スウィングジャズが廃れてから、1945年にチャーリー・パーカーが『ビバップ』という新しいジャズスタイルを作りました。

この頃からアドリブによるジャズが主流になっています。

 

まとめ

スウィングジャズの特徴は以下の通りです。

  • 軽快なダンスミュージック
  • 指揮者がいない場面が多い
  • アドリブ、ソロが少ない
  • ビッグバンド全体での演奏
  • 原曲を崩さないレコード通りの生演奏を披露
  • ベニー・グッドマン、グレン・ミラーなど有名な楽団が多数
  • ジャズヴォーカリストも活躍

今でこそスウィングジャズはマイナー化してますが、当時生み出された名曲(シング・シング・シング等)は世界中から愛されています。

定番曲を聴くときはぜひ、スウィング時代の歴史を振り返って欲しいと思います。

補足ですが、最近のビッグバンドはバップやフュージョンを絡めて演奏することが多いですね。

このように現代の集団演奏も、スウィング時代から進化を遂げています。

 

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