サックスを仕事にすべき理由!サックスプレイヤーになるには?

あなたがこの記事を読んでいるということは――
「自分、そこそこサックス上手いんじゃない?」と心のどこかで思っているはずです。
でも、そのサックスの腕前…趣味だけで終わらせるのはもったいない。
もし、サックスを仕事にして収入を得られたら…最高だと思いませんか?
今回は、私が直接指導を受けた現役サックスプレイヤーの成功例をもとに、
誰でも挑戦できる、リアルで現実的な「サックスで飯を食う方法」を紹介します。
本記事の目次
サックスで食べている男「尾崎一宏」とは
私が数年間サックスを習っていたのは、尾崎一宏さんというプロプレイヤー。
彼はサックスだけで生活し、家族を養っています。
彼の収入源は大きく3つ。
- 講師業(ヤマハ音楽教室)
- ライブ収益
- YouTube収益
これだけ聞くと「やっぱプロは特別なんじゃない?」と思うかもしれませんが、
やり方次第でゼロからでも再現可能です。
収入源① 音楽教室の講師になる
正直、サックスで稼ぐなら講師業は必須です。
ライブだけで食べていくのは不安定すぎます。
尾崎さんもヤマハ音楽教室で講師をしており、
その生徒さんたちがライブに足を運び、毎回満員。
音楽教室は集客力があるので、ゼロからお客さんを探す苦労が少ない。
生徒との関係性ができれば、「先生のライブ行きたいです!」という流れになります。
有名なジャズサックス奏者・川嶋哲郎さんでさえ個人レッスンを行っています。
それほど講師業は音楽家の安定収入の柱なのです。
講師になるための条件
音楽教室に採用されるには実績が必要です。
- 音楽学校卒業歴
- コンクール受賞歴
があれば有利。
もし実績がゼロなら、誰でも参加できるセッションやコンクールに出ましょう。
結果が出れば、それが立派な経歴になります。
収入源② ライブ収益をつなげる方法
ライブは華やかですが、いきなりチケットが売れるわけではありません。
尾崎さんの場合は、音楽教室の生徒をライブに招待することで満員を実現。
これ、実は集客のハードルを一気に下げる裏ワザ。
固定ファンが増えれば、安定したライブ収入が見込めます。
収入源③ YouTubeで世界を広げる
今の時代、サックスで稼ぐならYouTubeは大きな武器。
尾崎さんはチャンネル登録者約10万人。
しかし、最初からうまくいったわけではありません。
転機は、路上でサックスを吹く動画でした。
警察に許可を取らず、駅前で演奏。
ほとんどの通行人が素通りする中、淡々と吹き続ける――
この映像がある日突然バズり、一気に知名度が爆上がり。
その結果、ライブ集客にも直結しました。
YouTubeで伸びやすいサックス動画の傾向
- 難解なジャズよりポップス寄り
- アニメ曲(例:名探偵コナン、ルパン三世)をかっこよく吹く
- 単なる演奏ではなく、ストーリーや夢、思いを語る
実際、尾崎さんは人気ピアノYouTuberの「街中演奏バズ動画」を参考に、
サックス版に置き換えて成功しています。
0からサックスを仕事にするステップ
- セッションやコンクールに出場し、実績を作る
- 音楽教室の講師になる
- 生徒をライブに招待し、経験を積む
- YouTubeで発信し、知名度を広げる
この流れなら、コネや人脈がなくても可能です。
サックスで生き残るための鉄則
今の音楽業界は、ひとつの収入源だけでは生き残れません。
講師業・ライブ・YouTubeの3本柱を持つことが、安定した活動につながります。
そして何より、「やってみる行動力」が大切。
最初の一歩を踏み出した人だけが、サックスで夢を叶えられるのです。